弱くても。
どんなに意気込んでも
納得、満足出来ない自分がいつもいて
どうしてなのかなと考える。
しっくりこなければやらなければいい。
もう20も越えた。
大学だって義務じゃない。
見れば見るほど知れば知るほど
自分の価値観と世界は広がって
ちっぽけに感じるのかもしれない。
申し訳なさを背負って
親にも泣きながら頭を下げたこともある。
行き着くところがなくて
涙が止まらないって経験もある。
世界を知って
ただ情けないとすら感じた。
それでも生きてきたのは
欲をかいて諦めなかった自分がいるから。
だから弱いままでいいから
深く物事を考える人になりたい。
いつだって悩んで
いつだって感傷的で
いつだって嘆いていたい。
弱い僕の唯一の強みを
ひとことで伝えてくれる人もいる。
そうやって今まで救われてきた。
満足しないのは成長の兆しだ。
ただ力は抜かずに。
謙虚さと自分らしさと。